野球観戦記4:ヤクルトスワローズvs読売ジャイアンツ<8/6 神宮>
※写真はすべて拡大できませんのでご了承ください。
また、かなり時間が経っているため、試合内容はあまり深く踏み込めていません、申し訳ありません。
なお、選手名の敬称は略しています。
8月6日。
前日にメッセでよく話すSさんに「明日野球見に行くけどどれがいい?」と。
結局、巨人ファンであるSさんは「ヤクルト対巨人のナイター観戦」をリクエスト。
しかし天気がいいし暑い。とりあえず海でも行くか!ということで江ノ島へ直行。
あまりにも日差しが強かったため、翌日の日焼けが酷かった。
それはともかく、東京での野球観戦、ナイター観戦ともに初めての経験である。
そういえば、ヤクルトの古田監督(当時は就任前)も、誕生日が同じ8月6日である。遂に40歳だ。
2時半過ぎに片瀬江ノ島を出発。なじみの新ゆりで多摩急行に乗り換え。そのまま千代田線に入り、表参道で銀座線に乗り換えて1駅、
外苑前で下車。
すでに着いた時には午後4時ごろ。すでに開場している。
まずはチケット購入。セ主催の球場座席配置は巨人戦とその他では微妙に異なる。恐らくこれは昔の名残なのかもしれない。
A指定席(内野指定席)を取って(フルスタと違い、原則指定らしい)球場に入る。しかし値段が3900円と、フルスタの自由席の倍近い。
球場に入ると、巨人の選手が打撃練習をしていた。
現在、川中の練習中。
時間に余裕があるので、先に夕食にしよう。
Sさんの話によると、カレーがおいしいというので、早速いただく。
確かにおいしい。コクと程よい辛さがあってちょうどいい。
結構カレーライスは球場の名物になっていたりする。今度は甲子園のも(機会があれば)ぜひ食べたい。
今日は土曜の夜であるものの、人気低下が影響しているのかわからないが、集まりはぱっとしない。
でもそれなりの人はいる。家族連れやカップル連れも多い。
午後5時を過ぎて、ヤクルトの守備練習開始。
続いて巨人の守備練習。
試合開会前に夏休み企画として、岩村に挑戦!ということで、小学生と岩村の対決。
ルールは、岩村にホームランを打たれたら小学生の負け。
今日は岩村の完敗。
面白いことに、ちゃんとストライクなどのカウントもされる。
あ、そうそう、今日の先発はヤクルトは館山、巨人はマレン。
3塁外野はこんな垂れ幕が。
意地を見せろ!共に戦おう!と。
言葉としてはいい響きなのだが、果たしてこれがナインに通じるのか。
1回の表巨人の攻撃はヒットは出るものの、0点。
その裏、いきなりマレンが大炎上。いきなり5点を献上。さらに次の回でも2点を献上。
さらに、私の見ているエリアではこんなことが。
「もうこんな試合見ないぞ!!帰る!!」と野次だけ飛ばして帰る年配のG党の方。
さらに、早々と見切りをつけ、帰宅する人がちらほらと。
私の隣にいた人も気がついたらいなくなっていた。でも、私は帰るわけには行かない。
Sさんから「試合は最後まで見ろ」といわれているからだ。
帰るわけには行かないし、最後まで見ないとレポートが書けないからである。
私の携帯メールにも「マレンには失望した」というメールが。
もう言われたい放題?そんな感じだ。
3回裏、プロ野球選手会会長(当時)古田登場。
恐らく去年ならこの日以上に敵味方問わず古田に対して拍手や歓声の嵐だったに違いない。
今日も両チームから拍手が。40歳おめでとう!と声高らかにはいえないか…。
3回裏にヤクルトが1点入れて8点目。もう試合は決まったかのようだった。
しかし、4回表に巨人が2点を返す。これも意地なのだろうか?
小久保登場の時。小さいプラカードをあげている人が。
6回表が終了し、やっと今日の他球場の結果が出た。
何だよー!!8点取っても勝てないのかよー!!
どうやら楽天はソフトバンクとの相性は良くないうえ、圧倒的な差があるのも事実だが…。
7月の好調はどこへやら。
試合に戻ろう。
ブルペンでは林が投球練習。比較的前の方だったので、割と選手が見やすい。
ただ、金網があることと、神宮自体が狭い球場のため、フルスタと比べると窮屈な感じがしてしまう。
6回裏になり、ラミレスがホームラン!!
これで12-3。酷い試合だ。
一方、このままでは巨人も終われないのか、7回表になり4点を返し7-13となる。
7回表終了後、おなじみの東京音頭が流れる。
傘が乱舞している。(写真がぶれて申し訳ありません)
結局、このあと巨人が8回表に1点を返し、最終的には13-8でヤクルトの勝利で終了した。
試合終了後が悲惨な光景であった。
堀内監督に対してものすごい野次の嵐。ある意味、巨人低迷の張本人かもしれない。
(写真がぶれて申し訳ありません)
そして、選手も力なく引き上げている。
新聞などによると、翌日は(堀内監督に)ビールが投げられたという。
幸い本人に被害はなかったが、それだけG党の怒りは頂点に達していたのかもしれない。
今日の試合をまとめると、巨人はマレンが大誤算だった。それでもワンサイドにならなかったのが救いか。
一方、ヤクルトは中盤以降は押されていた。序盤で勝負を決めたことは良かったのだが……。
いずれにせよ、野球はデータ通りに行かないことが多い。
8点取ったからといって勝てないことも少なくないし、13点取ってもワンサイドで終わるとは必ずしもいえないのである。
今年(これを書いているのは2006年3月)、両チームとも監督が交代した。
2006年、新たな東京ダービーが盛り上がる事を期待したい。
今日のヒーロー(おまけ)